コロナ禍の中で、日々の仕事や人間関係でストレスを感じていることをよく耳にします。
日常生活は基本的にルーティンで構成されています。一週間に焦点をあててみると、多くの方々が週末(休日)に日々の疲れを癒したり、趣味に時間を費やしたりしていることだと思います。また、自分の理想を目指して勉強や資格の取得に励んでいる方もいらっしゃると思います。
一方で、ストレスが解消されないと自分がもっているパフォーマンスを最大限に引き出すことが難しくなります。また、平穏な日常生活を持続することが困難になります。
この記事では、週末に心を整えるための方法を紹介します。
温浴施設で心と自律神経を整える
わたしの場合は、定期的に温浴施設に通うことで心と自律神経を整えると共に血流をよくする機会を設けています。
お風呂や温泉だけでも、体を温めるのに効果はあると思いますが、サウナが備え付けてある温浴施設を主に利用しています。
サウナを利用すると、全身を温められることにより副交感神経の働きが優位になります。また、高温環境から低温環境に全身を置くことで、血管の拡張と収縮を促すことができます。その結果として、自律神経に適度な刺激を与えることで、血流をよくする効果があると言われています。
また、湯船につかりながら、今週の仕事で達成できたことや、これまでに自分自身が努力してきたこと、他者のために役立ったことなどを思い返すようにしています。つまり、湯船につかることは、自分自身を省察しながらセルフイメージを高める機会にするようにしています。
これまでに仕事で失敗をしてしまったり、うまくいかなかったりすることはもちろんありますが、そのようなマイナスのことは考えずに、湯船につかるときはプラスのことだけをイメージするようにしています。
温浴施設を週末に利用することは、反省のためではなく、自分にとって楽しくて有意義な時間にするように心がけています。失敗したことを繰り返さないために、振り返ることはもちろん大切なことです。しかし、自分にとって楽しい時間にしなければ、週末にリフレッシュすることが難しくなるとわたしは考えています。
つまり、温浴施設を週末に利用して血流をよくすることを通して、自律神経を整えると共に、セルフイメージを高める機会を意図的に設けるようにしています。
サウナの入り方は人それぞれでよい
一般的なサウナの入り方は、サウナ→水風呂→外気浴を3セット程度繰り返すことが推奨されています。
しかし、小林(2021)によれば、水風呂やサウナを「がまん」するのはNGであり、体にとってがまんとは、心身を苦しめるストレスになることを指摘しています。サウナのルーティンは人それぞれであり、無理をしないことが大切だと思います。
わたしの場合は、水風呂が得意ではないので、サウナの後は外気浴を中心にしています。また、サウナに入るのは7分程度にしており、忍耐が必要ない程度で早々に出るようにしています。
![](https://kawanobe-lab.kilo.jp/wp-content/uploads/2021/12/イラスト 困った.png)
サウナのためだけに来館しているわけではないので、湯船につかってセルフイメージを高める時間を大切にしています。
サウナに入ると苦しそうに「がまん」している人を見かけることが多々ありますが、自分のペースで自分がリラックスするために温浴施設を利用することが大切だと考えています。
参考文献:小林弘幸『自律神経の名医が教える!サウナのトリセツ』学研プラス,2021.
カフェでセルフイメージを高める
セルフイメージを高める方法として、週末にお気に入りのカフェに行くことも一つの方法です。
自宅だと集中できないことも、カフェの優しく和やかな空間に包まれるといつもとは違った空間で集中することが可能になります。
ここでも、仕事の失敗ではなく、これから成し遂げたいことや目標について考えることにしています。仕事の反省等は、平日の勤務の時間帯に行い、週末は自分のために時間を使うことをおすすめします。
可能であれば手帳に記録をつけておくと、アイデアを保存することができますし、計画的に俯瞰することができるので、メリットが大きいと思います。
カフェで一人の空間を大切にしたい人は、イヤホンを使用して周りの音を遮断し、お気に入りの音楽を聴くことも一つの方法です。
![](https://kawanobe-lab.kilo.jp/wp-content/uploads/2021/09/イラスト ひらめき-1.png)
まとめ
社会人として働くことは、収入を得るだけでなく、様々な人々の役に立っているといえます。つまり、読者の方々は、社会にとって必要な人材だといえます。
日々の仕事を実施していくためにも、週末(休日)にストレスを解消することは、社会人とって大切な技術だと思います。まとめとして私の場合のリフレッシュ方法を以下の3点に改めて記述しておきます。
他にも様々な週末のリフレッシュ方法があると思いますので、自分に合ったリフレッシュの時間を大切にしてほしいと思います。