子どもたちの居心地を大切にした学級経営を運営していくためには、教師にエネルギーが必要です。
学級経営では、偶発的な出来事(子どもたちの怪我や保護者への対応など)が起こります。

この記事では、教師が定時に退勤するメリットについて説明していきます。
教師が元気でいることは 居心地のよい学級経営を運営していくために大切なことです
教育活動を充実させていくためには、教師が充実した日々を送ることが大切です。
自分に余裕がないと新しい教育活動を実践する活力や、学級経営が後手後手にまわってしまうと思われます。
なお、疲れが蓄積すると休職をするという選択肢も考える状況にもなりかねません。
つまり、定時に退勤して、教師が元気でいることは子どもたちにプラスの影響につながるということです。
以下のように、文部科学省(2021)は、人権教育を推進するために教師の働き方改革の重要性を明示しています。
人権教育を行う上で理想的な学校や学級をつくるためには、その担い手となる教職員が長時間勤務の中で疲弊している状況では難しい。人権教育を推進する観点でも、学校における働き方改革を進めることが必要である。教職員には、日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、自らの人間性や創造性を高めその中で人権感覚も培い、教育活動に活かしていくことが求められる。
引用元は、以下の文部科学省のHP「人権教育の指導方法等の在り方について[第三次とりまとめ]補足資料」の本編になります。詳細を確認したい方のためにリンク先を貼っておきます。
定時に退勤していることが習慣化しているからこそ偶発的な出来事に丁寧に対応できます
冒頭でも記しましたが、偶発的な出来事(子どもたちの怪我や保護者への対応など)は起こります。
その場合は、定時に退勤しないで対応に勤しみます。教室の居心地をよくしていくためには、偶発的な出来事に対して丁寧に対応することが重要であることを知っているからです。
わたしの場合は、偶発的な出来事が起きたとしても「今日は定時には退勤しないほど、重要な正念場が訪れた」と思うようにしていました。
基本的には、定時に退勤していたのでたまに残業することは苦にはなりません。つまり、時々行う残業は、想定の範囲内というマインドをもっていました。
そして、子どもたちや保護者、先生方が困っている非常事態の力になることが、学級経営や保護者、職場の人間関係を良好に保つ上での重要なターニングポイントであることも心得ていました。
居心地がよい教室を構築していくためには、偶発的な出来事に真摯に向き合い、必然的領域をしっかりと守ることが大切です。そのためにも、自分を大切にして日常では、定時に退勤することを心がけていました。

定時に退勤することで自分の時間を大切にすることができます
教師は、教育公務員です。そのために、勤務時間で子どもたちや社会のためにクオリティーの高い仕事をすることは責務です。また、勤務時間外でも守秘義務を守ることや倫理的な行動が求められることはご承知のとおりです。
一方で、教師も一人の人間として社会で生活をしています。つまり、人権があると共に、自分の時間を大切にすることも大切だと思います。詳細は「教師が人権について学ぶことによるメリットを説明します。」の記事をご覧ください。
時間は有限です。
わたしは、カフェでゆったりした時間を過ごすことが好みです。また、教材開発や学会発表、論文の準備をしたりすることも楽しいと感じていたので、小学校教師の際には、金曜日の週末は定時に退勤してほぼ毎週その時間にあてていました。
もちろん、人それぞれに趣味や好みは分かれるので、それぞれが自分のやりたいことを追い求めてほしいと思っています。
そのためにも、月曜~木曜の間に学校での授業準備や校務分掌に対して見通しをもって取り組んでいました。
つまり、定時に退勤することを意識化していくと、自分のやりたいことができる状況が創り出すことが可能になります。
教師は自分自身の人生を充実させていくことも大切だと思います。

定時に退勤するメリットのまとめ
① 定時に退勤することは、よりよい学級づくりにつながる
② 定時に退勤することは、学級経営の偶発的な出来事に対しての準備になる
③ 定時に退勤することは、教師が自分を大切にすることにつながる

教師は忙しいことも事実ですが、魅力がある仕事です。詳しくは、「教職の魅力についてお伝えします」をご覧ください。