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春の季節の楽しみの一つである、いちご狩りに行きました。
ビニールハウスには、苺農家さんが大切に育てた色とりどりの苺が並んでいます。
美味しそうな苺を食べるために、じっくり観察してみると、真っ赤な苺、少し白い苺、大きな苺、小さな苺、歪な形の苺、左右対称の苺、まだまだ熟していない苺・・・一つとして同じ苺はありません。
一口に苺といっても、その様相は多様です。
とても美味しい苺だったので、20個は食べたと思います。
お腹が一杯になるまで食べました。そして、一つ一つの苺の味は実に多様であることに気づきました。
苺も生きています。
だからこそ、多様な在り方があります。
言葉を発することがない苺の個性を理解するには、観る力や長年の経験が必要だと思います。
苺農家さんは私のような素人とは違うものの見方をして苺を大切に育てていることが想像できます。
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人間も生きていますから、その個性や人生も多様です。
一つ一つの個性を大切にするためには、一つ一つの個性を理解することから始まります。
他者と歩み寄るためには、多様性を信じ、他者の意見を傾聴する必要があります。
人間は複雑で長い人生を歩んできているのですから。
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